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プロフェッショナルサービスの転職事情-リクルーターからのアドバイス

​バックオフィス、オペレーションと呼ばれるプロフェッショナルサービスに従事する方へ、内定を獲得できない転職活動者が採用面接でやりがちな失敗とは?採用において重視されるポイントは?など、弊社プロフェッショナルサービスチームの専門リクルーターであるクレア・アンダーソンに話を聞いてみました。

Q. プロフェッショナルサービスチームではどのような職種をカバーしていますか?

A. エイペックスのプロフェッショナルサービスチームでは、経理、財務、会計人事、総務、役員秘書といった一般的に「バックオフィス」と呼ばれる職種を扱っています。どれも会社を裏方から支える重要な職種ばかりです。私はその中でも人事を専門に人材紹介を行っています。

 

Q. 企業の採用活動に影響している最近のトレンドはありますか?

A. 近年では、企業に応募してくる人の数よりも多くのポジションに空きがある場合がほとんどです。そして、労働力の高齢化などで人手不足が続く日本の企業では、それらの空きポジションに人を募集したとしても、なかなか条件を満たす高いスキルを持った人材を見つけられず困っています。結果として、スキルのあるバックオフィスのプロフェッショナル達が未経験の業界にも転職していく光景がよく見られるようになりました。

 

Q. 企業はどのような人材を求めているのでしょうか?

A. 多くの企業は、若くてエネルギッシュな人材を求めています。企業はやる気に満ち溢れた、長く勤めてくれる社員が欲しいと願っています。さらに、企業のグローバル化が進むと共に、バイリンガルな人材へのニーズがますます高まっています。

 

Q. 内定を逃す応募者が採用面接でよくやってしまう失敗は何でしょうか?

A. 応募者に柔軟性が見られないばかりに、内定を逃してしまうケースが多く見られます。例えば、企業が希望する勤務地、就労時間、出社日、就業開始日などに対して応募者にあまりに柔軟性がないと、この人はうちには興味がないのではないか…と思われてしまいます。この企業に何が何でも入りたいという熱意が相手に伝わらない限り、もちろん企業も内定を出すことはないでしょう。

 

Q. 応募者の合否に関わる最も重要な要素は何だと思いますか?

A. 合否を左右する最も重要な要素の一つに、これまでの職務経験が応募企業にいかに付加価値を与えられるかを面接で明確に説明できるかどうかがあります。ですから転職活動をする際には、自身の職務経験を相手にわかりやすく説明する準備をしておくことと、それが企業にどのようなメリットをもたらせるかを自身で明確にしておくことが大切です。

 

Q. 面接ではどのような事をよく聞かれますか?

A. 候補者が応募ポジションについてきちんと理解しているかをチェックするために、面接官はよく職務内容を自分の言葉で説明するよう求めてきます。応募しているポジションの役割や、それが会社の事業にどう関連しているのか、このポジションでどうやって期待値を超えられると考えているか、理解度を確認するのが目的です。採用担当者の印象に残りやすい採用面接での答え方は、ぜひこちらのSTARメソッドの記事を参照してください。

 

Q. 応募者はどうやってライバルと差別化できますか?

A. 溢れるエネルギーと自分への自信を面接でしっかりとアピールすることで、ライバルとの差別化を図ることができるでしょう。また、その企業へ入りたいという熱意や事業内容への興味をきちんと伝えることも大切です。自分の会社の事業内容や目標に本当に興味がある人を採用したい、と採用担当者が思うのはごく自然なことですよね。

 

Q. これから転職を考える人に最も伝えたいアドバイスをお願いします

A. 一番大事な事は、応募先企業について事前リサーチをしっかりと行うことです。企業がどのような事業を行っているか、企業理念や文化はどういった感じなのかを調べてから面接に挑むことは重要です。そしてリサ―チから得た情報を面接での回答に織り交ぜて、企業への興味を熱くアピールしていけばきっと内定も近づくでしょう。

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