転職活動を始めると、選考に落ちる事は多々あるでしょう。しかし、面接で失敗してもポジティブな姿勢を崩さずに続けることはとても大切です。
転職される8割以上の方は、複数の企業を比較しお見送りの通知連絡を受け、選考の中で、自分に合うかどうか図りながら最終的に企業を決定されます。ごく稀ですが、中には1社のみに絞って選考を進めて、たまたまそこが自分に合う場所であることもあります。しかし多くの方は違い、みな失敗を経て成功しているのです。失敗要因は何なのか振り返ってみましょう。
きちんと面接対策はできていましたか？企業について調査しましたか？
面接官も貴重な時間を割いています。最低企業のWebsite、開発パイプライン、ジョブディスクリプション、業界動向、最近の企業ニュースなどは事前に調べて面接に臨みましょう。また、事前の面接練習は必須です。どんなにご自身で練習しても実際に言葉に出すとうまく伝えられない事や、相手に意思が伝わらないことがあります。
あなたはポジション要件とマッチしていましたか？
複数の候補者との面接の中で、要件が変更になることは多々あります。ジョブディスクリプションに記載されていない要件の提示があることもしばしば。先方の求める要件にあなたは満たされていたでしょうか。
企業の雰囲気はご自身とマッチしていましたか？面接内で正しく回答できましたか？
ホームページの内容やジョブディスクリプション、評判や噂は大切です。しかし、自分の目でもきちんと確かめてみましょう。面接でうまく話せなかったのは練習不足？もしかしたら雰囲気が合わずにうまく話せなかったものかもしれません。
面接は自分を発見する作業と捉えましょう
上記の中で一つでも当てはまっていた場合は、仕方がありません。その企業のポジションは現時点では縁がなかったのです。誰だって、”お見送り”は辛いです。しかし、あなた自身を否定されている訳ではありません！！
「自分の理想と現実は少し異なっているのかもしれない」、「憧れで企業を選んでいたかもしれない」、「大きな企業は自分に合っていないのかもしれない」、欧州系の企業の雰囲気が好きなのかもしれない」、「自分の経験は思い描いていたポジションには少し理想が高いのかもしれない」など、失敗を基に自分の発見があると思います。ポジティブな姿勢を崩さず、面接を、”応募企業でのポジションが本当に自分と合っているのかを確かめる機会”、”知識や情報をインプット出来る良い機会”と捉えましょう。
最後に
転職活動がうまく進み、最終的にご自身にとって一番の選択が出来れば成功です。希望する企業へ転職できた、現ポジションで活躍して行くと決めた、新しい事業を始めてみる、など転職活動を通じて選択できた結論が大事です。どんな選択をするにしろ、仕事だけに関わらず失敗を通じてあなた自身の成長につながれば大成功ですよね。
