コロナ禍の中在宅勤務を継続するのか、通常運転になるのかといった選択肢に迫られている企業もあるかと思いますが、このような緊急事態の中では、選択肢を持てない人々、特に実親と一緒に暮らせない子供たちの現状にはなかなかスポットライトが当たることはありません。
世界的なパンデミックの中、「自分に何か出来るのことはないのか」と自問自答された方もいると思います。もちろん、医療機関や最前線で新型コロナウイルスと戦っている医療従事者への援助が真っ先に考えられますが、援助が必要な人々や施設はそれだけではありません。
非常事態宣言中、児童養護施設などでも他の施設と同様に感染の影響が見られましたが、このような施設は必要な物資や人的資源も乏しく、また、外出制限による子供たちへの身体的、心理的ストレスへの対策にも限界があります。
東京・目黒に拠点を置くエイペックスは先月、社会福祉法人愛隣会・目黒若葉寮と相談し、寮で暮らす子供たちが豊かで有意義な毎日を送れるよう、今子供たちが一番必要としている物資を下記のとおり寄贈してきました。
・子供用、大人用のマスク
・アンパンマンジャングルジム
・エクササイズバンド&チューブ
・ゲーム(ことばのパズルもじぴったん、ナインタイル、カルカソンヌJ)
・DVD(トイストーリー、モアナと伝説の海、モンスターズインク、アナと雪の女王、おさるのジョージ)
上記の他、東京・渋谷区にマスクを寄贈し、医療従事者など必要な施設に分配していただけるようお願い致しました。
東日本大震災など繰り返す災害の中でも、日本人は隣の人へ手を差し伸べ助け合って生きてきました。微力でも一人ひとりの力が大きな力となり、コロナ禍後の世の中が子供たちにとっても明るく希望に満ちた社会になることを願っています。