A. 自分の意思に関係なく2~3年ごどに部署を転々と異動してジェネラリストになるよりも、「プロのヘッドハンター」として手に職を付け自信を持ちたかったというのが一番の理由です。メガバンクでの法人・個人営業の経験も活かせると思いました。エイペックスには、自由でダイバーシティのある環境と社員を大切にする企業文化、多くの企業の経営層の方々とお仕事ができるチャンスがあると感じ、転職を決めました。
A. とにかくコミュニケーション能力の高い方です。上記のようなハード面での能力が十分にある場合でも、コミュニケーション能力などソフト面が足らずに残念ながらお見送りになるケースをよく目にします。特にマネージャー以上のレベルになればなるほど、様々な部署を横断的にまとめリーダー達との連携が取れる人材であるかどうか、採用面接の中でも何度も確認されます。例えば企業が新しい会計システムの導入経験のある方を探している場合、営業や開発など様々な部署との協働が必須となりますので、導入実績だけでなくどれだけリーダーシップをとり導入を成功させたかの経験談が必要になります。自身のどの経験でソフト面でのアピールが出来るのか、ハード面と同じくらい合否の差が出るポイントとなりますので事前の準備が必要です。
A. ヘルスケア業界から外資系の部品メーカーの経理マネージャーに転職された方は、ちょうど応募先企業がグローバルで経理システムを統合する大規模なファイナンスプロジェクトを始動させるタイミングで、過去に同様の経験をお持ちの方でした。まさに双方のタイミングとマッチングが成功につながった例です。
他にもグローバル企業のHead of Financeに転職された方は申し分のない経歴もそうですが、採用企業がその方のリーダーシップ力やイニシアチブの取り方、お人柄などソフト面を特に気に入られ、結果的に10%以上の年収アップ(通常は3~5%前後)を実現した大きな成功事例です。
Q. 今業界で需要が増しているポジションはありますか?
A. ファイナンスの組織の中には、一般的に経理、管理会計、税務、監査、内部統制等の役割の方々が含まれますが、需要としてはコロナ禍でも大きな振れ幅なく安定的に求人が出ています。その中でも、経理(Accounting)と管理会計( FP&A)の募集人数は多く途切れなく求人が出ています。一方、税務や監査・内部統制をそれぞれ専門とするポジションの募集は比較的規模の大きい企業からに限られ、経理・管理会計と比べると募集人数は少なめです。