英語ができない人でも外資系企業に転職できる?外資系企業は、高い給与や実力主義の環境など様々な魅力がありますが、英語が必要となるため応募をためらってしまう方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。外資系企業では高い英語力が求められる印象がありますが、実は業種や職種によってはそうでもないのです。
本記事では、英語がネックとなって外資系企業に応募できていない方に向けて、
英語ができない人でも外資系企業に転職できるのか
英語ができなくても外資系企業への転職を成功させるポイント
英語が得意でなくても外資系企業に転職した成功例
などをご紹介していきます。
本記事をご覧いただくことで、英語ができなくても外資系企業への転職のきっかけを掴むことができます。ぜひ最後までご覧ください。
そもそも外資系企業とは何なのかをいまいち分かっていない場合は、下記記事もあわせてご覧ください。
外資系企業とは? 特徴やメリットデメリットを知って転職に生かそう
目次
英語ができない人でも外資系企業に転職できる?
外資系企業で英語が必須の場合とは?
英語ができなくても外資系企業への転職を成功させるポイント
外資系企業で求められる英語力は?
外資系企業で英語を使う場面
英語ができない人が外資系企業に転職するために必要な準備
外資系企業への転職のための英語学習方法
外資系への転職で英語力は伸びる?
英語があまりできなくても外資系企業に転職した例
外資系転職に強いエイペックスとは?
英語ができない人が外資系企業に転職する際に気になるQ&A
まとめ
英語ができない人でも外資系企業に転職できる?
実は、英語があまりできない方でも外資系企業への転職は可能です。外資系企業への転職では、英語力が重要な要素の一つとなりますが、必ずしも決定的な要因ではありません。求められる英語のレベルは業界や職種によっても異なり、特に専門技術や経験が重視される分野では、英語力よりもそのスキルが重要視されることもあります。
また、外資系企業では従業員の英語力を伸ばすために、研修プログラムの提供や語学学習支援に関する福利厚生を提供しているところも多く、入社後に英語力を向上させるチャンスもあるため、英語力を伸ばそうとする本人のやる気やコミュニケーション能力を重視する傾向も見られます。
そのため、外資系企業への転職を考える場合には、自身の現在の英語力とともに希望するポジションで求められる英語スキルを正確に把握し、転職前~入社後にかけてスキルアップしていくことが重要です。
※求人票などに記載がある「ビジネスレベルの英語力」が求めるレベルがどの程度なのか気になる方は、別記事も合わせてご覧ください。
外資系企業で英語が必須の場合とは?
外資系企業で英語が必ず必要となるのは、主に英語でのコミュニケーションが求められる場合です。グローバル本社やAPAC、諸外国のチームと協働してプロジェクトを進める際や、海外のクライアントとの商談が必要な際にはメールはもちろん、頻度はそれぞれですがビデオ通話での会議や交渉の場面が必要となってくるでしょう。
また、海外のプロジェクトを日本市場にローカライズして進める場合、英語で表記されたマニュアルや手順書の読解、質問などメールでのコミュニケーション、市場調査やその他報告書の作成などが英語で必要となる場合が考えられます。また、海外のカウンターパートがいない職種の場合でも、英語が社内公用語であったり、同僚が多国籍である場合には、メールや社内ツールの使用、日常会話など常に英語で業務を遂行する必要があるため高い英語力が必須とされることがあります。
英語ができなくても外資系企業への転職を成功させるポイント
ここからは、英語に苦手意識があっても外資系企業への転職を成功させるためのポイントをいくつかご紹介していきます。
英語を使う機会が少ない企業を選択する
外資系企業の中には、日常の業務で英語をあまり使用しないところもたくさんあります。特に技術的な専門職では、高い英語力よりもその分野の専門知識や経験が重視される傾向にあります。そのため、自分のスキルや経験を活かすことができる企業を優先に考え、それが外資系企業であった場合には、求人票や転職エージェントからの情報をもとに英語を使う機会がどの程度あるのかを確認してから応募するようにしましょう。
英語力よりもスキルや経験を重視する企業を選ぶ
たとえ外資系企業であっても、ポジションによっては優れた専門スキルや豊富な経験を持つ人材が求められる傾向にあり、必ずしも高い英語力は必要とされていないこともあります。こうした企業では、個人のスキルや経験とポテンシャルを重視し、入社後に英語のスキルを向上できるように語学学習などのサポートが提供されることもあります。
そのため、企業によっては自身のスキルや経験を前面に出し、英語力については今後の学習へのやる気を示すことで選考が有利に働く場合があります(実際に、「英語力が不足していると思っていても入社後に学習する熱意があれば応募可能です」のように、意欲を買って採用してくれる企業もたくさんあります)。特に業界や職種に特化したスキルや経験は、転職市場では英語力の不足を補うことができる大きな強みとなります。自身の専門分野における知識や技術を常にアップデートし、そのスキルを実務でいかに活かせるかをアピールすることが求められます。
ポテンシャル採用で応募する
外資系企業の中には、英語力よりも個人のポテンシャルや将来性を重視する企業もあります。ポテンシャル採用では、応募者の経験やスキル、学習意欲、問題解決能力など、言語能力以外の面をアピールすることが重要です。積極的に自己成長を目指す姿勢や、困難な状況でも前向きに取り組むことができるレジリエンスを強調すると良いでしょう。
外資系に強い転職エージェントを活用する
外資系企業への転職を成功させるためには、外資系に強い転職エージェントを活用することも有効な手段の一つです。こうしたエージェントは、外資系企業の採用ニーズや企業文化を熟知しているため、どの企業がどの程度の英語力を必要としているのか、英語力に不安がある応募者には企業選びのコツや採用面接のアドバイスも提供してくれます。応募者のスキルや経験を評価した上で最適な職場を紹介してくれるため、英語に自信がないけど外資系企業への転職を成功させたい方は、外資系企業に強い転職エージェントに話を聞いてみると良いでしょう。
エイペックスでは、外資系企業に特化した転職支援サービスを提供しており、11の業界にそれぞれ特化したコンサルタントがキャリア支援を行うため、専門的なアドバイスやサポートを受けながら自分に合った企業を見つけることができます。現職など周りに知られずにキャリア相談(無料)を受けることができますので、興味がある方はぜひ一度ご相談ください。
外資系企業で求められる英語力は?
外資系企業では、実際にどれくらいの英語力が求められるのでしょうか?
基本的には、TOEIC700点が目安となりますが、実際は業界、職種、業務内容によって大きく異なり、一部の企業やポジションでは高度な英語力が必須となりますが、必ずしもすべての外資系企業で高い英語力が求められるわけではありません。基本的なビジネス英語が理解できれば十分である場合もあれば、特定の専門分野の知識やスキルが重視され、英語力がそこまで重要視されない場合もあります。また、採用時の英語力が不十分である場合でも、入社後に英語力を向上させるためのサポートを行う企業も存在します。外資系企業で求められる英語力についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
外資系企業で求められる英語力【業界別】
外資系企業で求められる英語力は、業界によって異なります。金融業界では高度な専門用語の理解と正確な表現力が求められる一方、IT業界では技術力が優先され、基礎的な英語力が求められます。また、製薬・医療業界では英語で表記されたマニュアルや手順書、文書を把握するための高い英語読解力が重視されます。
業界ごとの求められる英語力の詳細については、こちらの記事をご覧ください。 金融業界、IT業界、製薬・医療業界、化学業界において求められる英語力について詳細に解説しています。
外資系企業で求められる英語力【職種別】
業界同様に、各職種においても求められる英語力は異なります。例えば、ITエンジニアは英語による技術文書の理解が第一である一方、コンサルタントには専門用語の理解と英語での高いコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が必要です。また、マーケティングでは市場調査や戦略立案のための各ステークホルダーとの折衝能力、プレゼンテーション能力、海外のクライアントを持つ営業職では流暢な会話と説得力あるプレゼンテーションスキルが重視されます。
職種ごとの求められる英語力の詳細については、こちらの記事をご覧ください。ITエンジニア、コンサルタント、マーケティング・人事、営業などに求められる英語力について詳しく解説しています。
外資系企業で英語を使う場面
実際に、外資系企業ではどんな場面で英語を使うのでしょうか。ここからは、外資系企業で英語を使う場面をいくつかご紹介していきます。
メールや資料作成などの読み書き
外資系企業では、毎日の業務の中で英語のメールや資料を作成する必要があります。社内用のコミュニケーションツールがすべて英語表記の場合には、ほぼすべての業務を英語で行う必要性も出てきます。特にレポーティング、成果報告、プロジェクトの提案などについては分かりやすく伝えることが求められるため、英語特有の表現の仕方や簡潔さ、ビジネスにおける正確な表現や専門用語の使用が重要となります。また、文化の違いを理解し、相手に敬意や感謝を表しながらもストレートで親しみやすい表現を用いることも大切です。
英文書類の確認
外資系企業では、契約書や社内規定、技術マニュアルなど、多くの重要文書が英語で表記されています。こうした英語の文書を理解し必要に応じて適切な行動をとるためには、高度な英語の読解力が必要です。特に法律関連の文書や技術的な内容を含む文書では、専門的な語彙の理解も不可欠です。
社内や取引先とのミーティング
海外本社や外国人の上司・同僚など、文化が違う相手とのコミュニケーションが日常的に行われることもあります。英語でのミーティングでは、相手に自分を伝えるためのスピーキングスキルと、相手の発言を正確に聞き取るリスニングスキルが求められます。また、文化的背景や表現の違いを理解することで、誤解を避けながらスムーズな意思疎通を図ることも必要とされます。
英語ができない人が外資系企業に転職するために必要な準備
ここからは、英語ができない人が外資系企業に転職するために必要な準備についてご紹介していきます。しっかりと準備することで、転職を成功させましょう。
企業が求める英語力を確認する
外資系企業への転職を考える際、まずはその企業が求める英語のレベルを正確に理解することが重要です。英語力が重要視されるのか、それとも専門知識・技術のほうが需要視され、英語は二の次で良いのか。また英語スキルの中でも、資料などを読むために必要なリーディング力があれば良いのか、それとも高度なスピーキング力まで求められるのか。企業の公式サイトや求人情報、または転職エージェントを通じて、具体的な英語レベルの要件を確認しましょう。
英文履歴書を入念に作成する
ライバルと差をつける魅力的な英文履歴書は、外資系企業への転職活動において自分をアピールするためにも非常に重要なツールとなります。ビジネスにおける効果的な英語表現の用い方に留意しながら、自身の経験やスキルを履歴書でアピールしましょう。過去の実績や具体的な成果を数字で示すことで、自身の能力の高さを明確に伝えることができます。自分で英文履歴書を作成できるか不安な方は、英語が堪能な友人や知人への校正の依頼や、外資系に強い転職エージェントであれば英文履歴書の作成を支援していますので、上手に活用して説得力のある履歴書を作成しましょう。
英語面接への準備を徹底する
英語面接の準備は、英語に自信がない方にとって大きな課題となるでしょう。実は、面接官はあなたの英語力だけでなく、仕事に対する熱意や能力、適性を見ており、多少英語力が不足していても「その仕事を一番確実にできる!」というやる気のある人を企業は求めているものです。英語力をカバーするためには、事前によくある質問への回答を用意し、業界固有の用語や表現を使いこなせるように練習することで、面接を突破できる可能性が高まります。
また、自己PRを英語でする重要性を理解し、自分の強みや経験を英語で効果的に伝える準備をすることも大切です(詳しくはこちらの記事をご覧ください)。
実際の面接環境を想定した模擬面接を友人や家族、または転職エージェントと行うことで本番で自信を持って話せるようになり、面接通過の確率がさらに高まるでしょう。
外資系企業への転職のための英語学習方法
ここからは、英語力を上げるために使える効果的な学習方法をご紹介します。
洋書や洋画、海外ドラマで英語の基礎を身につける
洋書や洋画、海外ドラマを利用することで、日常的な英語表現や自然な会話の流れを学ぶことができます。洋書は、複数のジャンルから本を選択することで、様々な語彙や文法構造に触れる機会を増やしましょう。洋画や海外ドラマについても興味のある内容から始めて、楽しみながら学習を続けることが大切です。ただ、法廷や犯罪ものなど専門用語が飛び交うジャンルよりも、コメディやホームドラマなど日常的な題材を扱ったもののほうが理解しやすく、続けやすいでしょう。
英字新聞を活用する
英字新聞というとかなり難易度の高い学習方法だと思われがちですが、最近は中級以上であればレベル別、志向別に様々な英語学習紙が発行されています。国内外両方のニュースを取り扱っていたり、政治経済から文エンタメ、芸術など幅広いジャンルが掲載されていたり、和訳・解説付きなど効率的に学習できるものもあります。もちろんオンラインでも購読可能で、グローバルに活躍されたい方には国際的な素養を高める材料にもなりますのでおすすめです。
英会話レッスンを活用する
英会話スクールやオンラインレッスンを利用することで、自分の意見や考えを相手に正しく伝えたり、発話の機会を増やしたりすることができます。講師からのフィードバックを通じて、発音の矯正や会話の流れ、使える表現を学ぶことで、実際の業務でも英語でスムーズなコミュニケーションができるようになります。定期的にレッスンに参加することで英語を話す機会を増やし、自信を持ってコミュニケーションできるようになりましょう。
オンラインのリソースやアプリを活用する
様々なオンラインのリソースやアプリを活用し、スピーキングやリスニングといった4技能を幅広く伸ばしましょう。例えば、英語学習アプリでは目標とするレベルに合わせた語彙や文法の学習が可能です。また、オンラインの英語ニュースサイトやポッドキャストを定期的に聞くことで、現代的な表現やトピックに慣れることができ、英語をアップデートしていくことができます。
外資系への転職で英語力は伸びる?
外資系企業への転職によって、英語力が向上する可能性は十分にあります。外資系企業での仕事を通じて日常的に英語を使う機会が増えることから、英語の聞き取りや会話のスキルアップが期待できます。しかし、英語力を向上させるためには受動的な学習に加えて、個人の努力も必要です。外資系企業への転職後にも自ら英語学習を続け、学習した表現を実際の業務で積極的に使用することで使える表現を増やしてくことが重要です。
英語があまりできなくても外資系企業に転職した例
それでは、実際に英語があまりできなくても外資系企業への転職を成功させた例をいくつかご紹介していきます。
[成功事例1] 製薬企業の治験マネージャーとして転職した例
求職者 | 製薬企業に勤務する40代半ばの男性 |
転職先 | 製薬企業の治験マネージャー |
転職時の英語レベル | 中級以下(読み書きのみで会話はあまりできない) |
転職先で英語を使うシーン | レポート先が外国人であるため、業務で英語を使用 |
求職者が行った英文履歴書の提出や英語面接への対策について:
真面目な方で、英語が苦手ということもあり、入念な面接準備に非常に協力的でした。担当コンサルタントが同じポジションを数多く扱っており、準備すべき事項に精通していたため、下記の対策を実施することで、準備をサポートしました。
英文履歴書の作成サポート
書類選考通過後の配属予定事業部の組織構成の説明
想定質問の洗い出し
英語で模擬面接
面接の場では、自分の言葉で説明して、面接官とコミュニケーションをとる姿勢を見せることが大事なので、想定質問への回答を全て暗記してこられましたが、面接官の前で読み上げる形にならないように注意しました。
コンサルタントからのアドバイス:
過去に、回答を暗記してしまったことで、読み上げているような形になり、不採用となってしまった事例がありました。面接官が実際の業務になったときに、本当にコミュニケーションが取れるのか疑問に思われてしまったようです。
面接はコミュニケーションの場であるため、上手に回答をしようとするよりも、面接官とのコミュニケーションを熱心に取ろうとする姿勢が大事です。別の例では、英語に自信がない同じポジションの求職者の方が、英語面接でチャット機能を使い、聞き取れない部分を文章で確認することで成功することができました。
英語面接は準備が重要ですが、途中でつまずいても最後までコミュニケーションを諦めないことが、成功の秘訣です。
担当コンサルタント:水島千尋(製薬チーム スーパーバイザー:製薬チームにて、安全性・クリニカル・メディカルアフェアーズなどの分野を中心に、日本語、英語でのきめ細かいサービスを行い、候補者と企業をつなげるコーディネーターとして活躍しています。 )
[成功事例2] 製薬企業の治験マネージャーとして転職した例
求職者 | 日系IT企業に勤める50代前半 |
転職先 | 外資系テックベンダーのアカウントエグゼクティブ(営業) |
転職時の英語レベル | 読み書きのみで会話はあまりできない |
転職先で英語を使うシーン | 書類は全て英語で、社内会議も英語であるた日常的に英語が必要 |
求職者が行った英文履歴書の提出や英語面接への対策について:
この方は英文履歴書の提出や英語面接を求められませんでした。
コンサルタントからのアドバイス:
外資系企業では高い英語力が要求されるため、応募したくないと思ってしまう方が多いのが現状ですが、実は職務によって英語が苦手でも多くのチャンスがあることを知っていただきたいです。外資系ハイテク企業の中には、英語学習コンテンツの提供や資金援助などの手厚いサポートをしてくれるところもあるので、入社後に語学力を伸ばすことに対して意欲があれば、条件の良い転職は十分に可能となっています。
担当コンサルタント:田村亮太(ITチーム プリンシパルコンサルタント:大手外資系企業からスタートアップのI T企業まで幅広く担当しています。Cyber Security Consultant/ Architectといったエリアから、Sales、Business Development、Data Scientist等幅広い要職を専門としています。 )
[成功事例3] 外資系IT企業のアカウントエグゼクティブとして転職した例
求職者 | 外資系IT企業に勤める40代半ばの男性 |
転職先 | 外資系IT企業のアカウントエグゼクティブ(営業職) |
転職時の英語レベル | 読み書きのみできるレベル |
転職先で英語を使うシーン | 上司の上司が外国籍のため社内ミーティングやレポーティングが英語 |
求職者が行った英文履歴書の提出や英語面接への対策について:
キャリア面談当初から英語への不安を話されていましたが、英文履歴書は提出いただいたものを弊社側で修正・体裁を整えて応募先に送付したため問題ありませんでした。該当のポジションはビジネス英語は歓迎要件だったものの必須ではなく、キャリアや営業スキルが優先されることをクライアント企業から伺っていたため、英語面接については、弊社からクライアント企業に交渉し、応募者があらかじめ英語で作成した自己紹介や志望動機を読み上げるプレゼンテーション方式に変更するなど、条件を下げてもらいました。事前に英会話力が足りていないことを面接官に伝えていたため、その後の質疑応答も内定獲得に影響はありませんでした。
コンサルタントからのアドバイス:
外資系IT企業の営業ポジションは、顧客が日本企業であるため、英語を使用する必要はほとんどありません。社内に外国籍の社員がいるため、ミーティングやレポーティングなどで英語が必要になるケースが多いのが特徴です。そのため、顧客対応では英語力が必要とされず、要件に英語力があっても、その他の能力でアピールできれば内定を獲得できるケースは多々あります。「外資系だから」「英語を使うから」とあきらめず、転職エージェントに率直に相談いただければ代わりにあなたの強みをアピールして交渉することができますので、ぜひ検討していただきたいと思います。
担当コンサルタント:島本純平(ITチーム プリンシパルコンサルタント:コンサルティングファーム・クラウドベンダー等に特化したリクルーターで、特にトップコンサルティングファームへの人材紹介を得意としています。)
外資系転職に強いエイペックスとは?
エイペックスは、外資系企業や日系グローバル企業への転職に強い転職エージェントです。各業界に精通した専門性の高いバイリンガルのコンサルタントが、英文履歴書の作成や英語面接のサポート、入社時のフォローなど転職活動全般に渡ってきめ細かいサポートを提供しています。特に、秘匿性の高い中間管理職以上のハイクラスポジションについては多数の非公開求人を所有しているため、登録者にはご自身のキャリアや希望に合わせて転職サイトなどにはない魅力的な求人をご紹介しています。今すぐの転職ではなくても、今後のキャリアプランのご相談も含めてあなたのキャリアパートナーとして一人ひとりに寄り添ったサポートが受けられますので、外資系転職に興味がある方はぜひ一度お問合せください。また、サービス内容の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
英語ができない人が外資系企業に転職する際に気になるQ&A
それでは最後に、英語ができない人が外資系企業に転職する際に気になるQ&Aを確認していきましょう。
Q. 英語が苦手でも外資系で働けますか?
A. 英語が苦手でも外資系企業では働けます。しかし、業界や職種、企業やポジションによっても求められるスキルは異なるため、自分が希望する転職先で求められる英語力を事前に確認しましょう。
Q. 英語ができずにクビになることはありますか?
A. 英語力不足が理由で解雇されることはありませんが、英語ができないことで業務に支障をきたす場合は問題となる可能性があります。分からないことはうやむやにしたり適当に同意したりせず、本人や周りに聞いたりして確実に業務を遂行すること、英語力習得に向けての努力を見せることが大切です。
Q. 外資系企業に転職するメリットは何ですか?
A. 外資系企業では、グローバルな視野を持つことができること、多様な文化や働き方を体験できること、キャリアアップの機会が多いこと、昇進・昇給基準が明確で能力次第で高年収が狙えることなどがメリットとして挙げられます。
Q. 外資系企業はどんな人が向いていますか?
A. ペースの速い職場環境にも柔軟に対応できる人、異文化や多様性を受け入れることができる人、新しい働き方やアイデアに挑戦したい人、キャリアアップを目指したい人が外資系企業には向いています。外資系企業が向いている人の特徴については別記事でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
まとめ
英語ができない状態で外資系企業への転職を考えている方は、英語を使う機会が少ない業界を選択したり、英語よりも技術が重視される職種に応募したりすることで、転職が成功しやすくなることでしょう。
英文履歴書の作成や英語面接など、選考過程でも英語を使わなければならない場面は複数ありますが、外資系企業への転職に強い転職エージェントを活用することで突破できる確率が高まります。エイペックスでは、製薬や医療機器、ITなどを含む11の業界それぞれに特化したバイリンガルのコンサルタントが在籍しており、キャリア相談から内定後の給与交渉、入社後のサポートまで、あなたの転職活動を一貫してサポートすることができます。
英語力に自信がないけれど、外資系企業への転職に挑戦してみたい方は、ぜひ一度お問合せください。