50代が外資系企業に転職する際に気をつけること外資系企業は、自由な勤務スタイルや高い報酬など魅力的な条件が多いことから、50代からでも外資系に転職したいとお考えの方は一定数いらっしゃるのではないでしょうか？50代は十分な経験や実績を保有している方も多く、即戦力性のアピールが転職の成功につながります。そのため、自分の市場価値や現在のスキル・経験を把握し、経験を生かせるポジションに応募することが重要です。また、終身雇用ではない点など、日系企業とは異なる部分も確認しつつ、悔いのない転職活動を進めることが大切です。
本記事では、50代でこれから外資系企業に転職しようとしている方に向けて、
50代の転職事情
50代で外資系企業に転職する際に求められるスキル
転職を成功させるポイントや注意点
などをご紹介していきます。
最後まで読むことで、50代の方が外資企業への転職を成功させるためのポイントや求められるスキル、転職の際の注意点などを理解いただけると思います。ぜひ参考にしていただき、ご自身に合った転職を実現してください。
50代の転職事情
50代で転職を考える方は、年々増えてきています。総務省統計局が行った労働力調査においては、45歳〜54歳の転職者数は下記のように、コロナ禍で一旦下降したものの年々増加傾向にあることが分かります。
50代に入ってから転職する方は増えてきていますが、転職の成功率はどうでしょうか？厚生労働省の発表によると、男性・女性ともに50代に入ってからは転職入職率が下がる傾向があることが分かります。
年齢階級別転職入職率（令和元年）
出典：「転職入職者の状況」（厚生労働省）（https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/20-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf）（2023年7月21日に利用）
このように、50代に入ると年齢という要因だけで一般的に転職を成功させることが難しくなってしまいますが、中には50代でも転職を成功させている方は大勢いらっしゃいます。50代で転職を成功させるためには、今まで積み重ねてきた実績や経験をアピールすることが重要で、企業側に即戦力として活躍できることが伝わると採用活動ではプラスに働きます。
特に外資系企業では経験やスキルを重視しており、即戦力の人材を求める傾向にあるため、同業種・同職種からの転職であれば即戦力と判断される可能性は上がります。しかしながら、業界や職種によっても求められる人物像は異なるため、転職の際は転職エージェントを活用して希望の転職先の情報を集めておくことをおすすめします。
2025年4月から65歳までの雇用確保が義務となり、70歳までの雇用延長も、近い将来企業側には求められる時代が来るかもしれません。エイペックスが採用パートナーとなっている多くの企業でも、すでに定年を65歳に設定した企業や、定年なし、役職定年なしとしている企業も増えてきています。一方で、定年前に退職してもらおうと早期希望退職を募る企業も相変わらず数多くあります。
優秀人材は複数のオファーを獲得でき、そうでない方にとっては厳しい状況が続く中、50代の方に求められるのは、キャリアについて「地に足のついた考え方」を持っているかどうかです。30代、40代と違い、50代の場合は「今後何を自分の武器としてキャリアを形成していくか」という段階は過ぎていて、「自身の強みはどこにあるのか」、「企業に対し何ができるのか」、「逆に出来ないことは何なのか」ということが明確でなければなりません。その中で、目の前の選択肢から最善を選べること、自身が考える理想に固執せず柔軟に検討できること、新しいチャレンジにも積極的であることが大切です。
50代で外資系企業に転職する際に求められるスキル
それでは、50代で外資系企業に転職する際に求められるスキルや経験を5つご紹介していきます。
ビジネスレベルの英語力
外資系企業では様々な国籍の社員が集まるため、社内公用語が英語である会社も多く、ビジネスレベルの英語力が必要になります。特にマネージャークラスになると、海外本社の上層部やAPACなど他地域の同僚とやり取りをしたり、部下に指示を出したりと、自分の考えを問題なく相手に伝えることができる高い英語力が求められます。英語力を証明する手段として、TOEICで高得点を取得するだけでなく、過去の海外経験をアピールしたり、英語面接でスピーキングに問題がないことを証明することが重要です。
コミュニケーション能力・論理的思考力
外資系企業では、国籍の異なる社員と共に働く機会が多くあります。異なる文化や背景を持つ相手の考え方を理解して適切な提案を行ったり、上層部と意見交換したりする必要があるため、高いコミュニケーション能力が必要となります。特にマネージャー職以上での転職が主流である50代では、様々なストーリーを持つ部下たちと上手く協働できるコミュニケーションスキルの重要性は非常に高いと言えます。
またコミュニケーションを取る際には、論理的思考力も必要です。論理的思考力は、要点をとらえ、結論と根拠が論理的につながるように筋道を立てて考える力のことを指します。限られた時間内で自分の考えを分かりやすく伝えるためには、この論理的思考力が重要なスキルとなります。
柔軟性
外資系企業で働く場合は、海外と日本のビジネスの違いを許容できる多様性の受け入れや、経営判断のスピードに対応するための柔軟性が必要となります。そのため、外資系で働く際には、高い柔軟性を身につけておくことが重要です。国籍や文化的な多様性ということだけでなく、年齢的なギャップにも柔軟性が必要です。50代で転職となれば上司が年下ということも十分考えられ、現職社員とのコミュニケーションエラーによる摩擦や早期退職を企業は危惧します。年齢が高く経験が豊富であったとしても、新しい会社での手法や文化に馴染める柔軟性を持ち合わせていることも重要な要素です。
希望業界・職種での実務経験と専門性
50代で外資系企業に転職する際には即戦力が求められるため、希望業界・職種での実務経験や専門性は不可欠です。外資系企業での採用は基本的に総合職採用ではなく、いわゆる「ジョブ型雇用」の職種別の採用になるため、今まで培ってきた実務経験や専門性を活かして働くことがおすすめです。
マネジメント経験
50代での外資系への転職は、中間管理職から経営幹部層として募集されていることが多く、マネジメント経験が重要となります。企業側にアピールできるマネジメント経験がある場合は、規模感とチームでの役割に加え、どんな苦労や問題があったのか、それをどう工夫し乗り越え、どんな成果が得られたのか、といったサクセスストーリーをしっかりと伝えつつ、履歴書や面接でアピールすると良いでしょう。
50代が外資系企業で働くメリット
次に、50代の方が外資系企業で働く際のメリットを５つご紹介していきます。
これまでのスキルや経験を活かせる
外資系企業は一般的に実力主義・成果主義であると同時に、即戦力として専門知識や経験を持った人物を採用するため、年齢に関係なく、自分が持っている経験やスキルを発揮できる場があります。日系企業では年功序列の風土が根付いている企業も多く、せっかくスキルを磨いても数年で部署が異動になってしまい、スペシャリストとしての成長が見に込めないことがあります。ゼネラリストとして、その企業で生涯働き続けるには日系企業の方が良いのですが、専門知識を活かしながら働けるという点では、外資系企業にメリットがあるでしょう。
ワークライフバランスが取りやすい
外資系では、仕事とプライベートの時間をしっかりと分けている企業が多く、自分の時間を確保しつつ働きたい方におすすめです。仕事の進捗や自分の予定次第で出勤時間や退勤時間を決められるフレックスタイム制や、在宅勤務も可能なリモートワークを導入する企業も多いため、ワークライフバランスが取りやすいと言えます。特に50代は介護問題やまだ子育てに忙しい方も多く、柔軟な働き方を選択できる外資系企業で働けることは大きなメリットとなります。
日本に居ながら英語を使いグローバルな環境に身を置ける
外資企業には色々な国籍や文化圏から従業員が集まるため、異なる文化で育った人々と交流することができます。そのため、日本に居ながらグローバルな環境で仕事ができ、また公用語が英語であることが多いため英語力を磨きながら就業することができます。
スキルアップできる
外資系企業は実力主義・成果主義であるため、常に成果を出しながら実力を伸ばす必要があります。そのため、ほとんどの従業員が自分の達成したい目標を設定し、努力を続けているため、50代からでもスキルアップを目指すことができます。また、外資系企業は内資系よりも中途入社の従業員が多く、同じ専門分野内でも様々な企業から転職してきた人が多く在籍するため、スキルだけでなく人脈や視野を広げることも可能です。
責任のあるポジションに就ける
年功序列制度が残っている日系企業に比べて、外資系企業では中間管理職から経営幹部層などの重要なポジションに外部から人材を雇うことが多くなっています。そのため、内資系企業で上が頭打ちになってしまっている50代の方にとっては、転職で職位を上げて重要なポジションに就くことができるチャンスが多くあります。外資系企業は人材の流入が多く、キャリア採用に積極的であるため、50代であってもやりがいや責任の大きいポジションを求めている方にとっては多くのチャンスがあり、経営層への転職もタイミングによってチャンスがある場合があります。
50代が外資系企業への転職を成功させるポイント
それでは、外資系企業への転職で役に立つスキルや働くメリットをご紹介したところで、50代の方が外資系企業への転職を成功させるポイントを6つご紹介していきます。
転職理由を明確にする
まずは、転職理由を明確にすると良いでしょう。転職理由を明確化することで、転職先を選ぶ際の軸が決まり、明確な目的を持って転職活動を行うことができるようになります。これにより、自分に合った企業を選びやすくなったり、面接中にアピールしやすくなったりと転職の成功率が上がります。ただし、「ただ外資系に転職すること」を転職理由とするのではなく、「グローバルな環境下で海外とも連携して働きたい」など、転職した後にどのように活躍していきたいかを考えると良いでしょう。
市場価値を把握する
外資系に転職する際には、正しく市場価値を把握することも成功の鍵となります。企業によって求める人材は異なるため、自分の市場価値を把握することで自分に合った企業を探し出すことができます。自分の市場価値を自分で判断することは難しいため、転職エージェントを活用することをおすすめします。
エイペックスでは、経験豊富な人材コンサルタントがあなたの市場価値の診断を行っています。特に、製薬、医療機器、法務・コンプライアンスといった合計11の業界それぞれに特化したコンサルタントが在籍しており、より詳細な診断を行うことができます。
採用に時間がかかる可能性があることを理解しておく
外資系企業の採用には時間がかかる可能性があります。特にシニアポジションとなると長い時は半年から1年かかり、面接回数も企業によっては5回以上行う場合があります。また、結果の連絡も遅い傾向になりますので、採用に時間がかかることを考慮した上で転職活動を行うことをおすすめします。
英文レジュメの提出や英語面接の対策をする
外資系企業への転職ではほとんどの場合で英語の履歴書が求められる他、英語での面接が行われるため、十分な時間をかけて対策を行う必要があります。特に、初めて英語で履歴書を作成したり英語で面接を行う場合は、必ずプロに相談し、事前に本番と近い状況で練習しておきましょう。
外資系に特化した転職エージェントであるエイペックスでは、英語の履歴書・職務経歴書の作成から英語での模擬面接の開催まで、バイリンガルの人材コンサルタントが採用面接全体を通してサポートいたします。
日本人と外国人のコミュニケーション方法の違いを知る
日本人と外国人ではコミュニケーションの方法が異なるため、違いを理解しておくことは重要です。日本では相手の話を聞いていることを表すサインとして使われる相槌は、海外では賛成したり同意したりした場合のみ使われるので、相槌を打ちすぎると相手にネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。
また、非言語によるコミュニケーションは外国人との面接では特に重要となり、アイコンタクトやジェスチャー、声のトーン、表情などに日本人面接官以上に気を配らなければなりません。アイコンタクトは相手への興味・関心や、自分の熱意・自信を伝え、ジェスチャーは自分の意見を補強し、自然な笑顔で会話を進めることは好印象を与えることにも繋がります。
しかしながら、非言語でのコミュニケーション手法を不自然な形で行ってしまうと、面接官にネガティブな印象を与えてしまうこともあります。どのように練習すべきか分からない場合は、ぜひ転職エージェントを活用してください。エイペックスでは面接での想定質問の洗い出しや回答の仕方だけでなく、こうした非言語のコミュニケーションの方法まで模擬面接を通してサポートを提供しています。
外資系に強いエージェントを活用する
50代で外資系企業に転職する際は外資系に強い転職エージェントを活用することをおすすめします。50代の即戦力を求める企業では、求人を一般公開していないことも多く、転職エージェントのみが非公開求人として扱っている案件も多いからです。また、専門知識を持ったエージェントが英語での履歴書添削や面接対策などをサポートできるため、外資系転職に慣れていない方でも成功する確率を上げることができます。
エイペックスは数々の賞を受賞している外資系に特化した転職エージェントであり、各業界の専門知識を持った専属のコンサルタントが所属しているため、求人紹介や履歴書添削、面接対策から年収の交渉まで一貫したサポートを提供することができます。対応している業界については転職紹介サービスページに記載しておりますので、ぜひチェックしてみてください。また、在籍しているコンサルタントは全員バイリンガルであり毎日履歴書に目を通し面接対策を行うプロですので、英語での履歴書作成や面接対策が不安な方でも成功に向けて対策が可能です。
50代が外資系企業に転職する際に気をつけること
50代が外資系企業に転職する際に成功するためのポイントをご紹介したところで、本章では注意が必要な点についてご紹介していきます。
リストラの可能性がある
先述したように外資系企業は成果主義であるため成果が出せない場合はリストラされる可能性があることは頭に入れておく必要があります。しかし、日本の労働基準法では一方的に解雇できないため、成果が出せない状態が続くと従業員に対して企業側から退職を勧める、退職勧奨が行われることになります。また、経営状況によっては早期希望退職（ERP）を募る企業も多くあるため、転職が成功したからといって定年まで安泰と考えるのは早計でしょう。
外資系企業のリストラについては、「身近な法律情報誌リーガレット」というサイトの以下の記事が参考になりおすすめです。是非、見てみてください：
外資系では突然のリストラが多い？その後を考えた対処手順を弁護士が解説｜リーガレット (legalet.net)
収入が不安定になる場合がある
外資系企業は年功序列ではないため、基本的に年齢や勤続年数は考慮されません。そのため、成果次第では給与が下がってしまうことも考えられます。日系企業と外資系企業の違いは下記の表のようになっています。
日系企業 | 外資系企業 | |
雇用形態 | メンバーシップ雇用 | ジョブ型雇用 |
年功序列・終身雇用 | あり | なし |
退職金制度 | あり | なし |
リストラの可能性 | 低い | 高い |
次の転職の可能性 | 低い | 高い |
継続して結果を求められる
外資系では常に結果を求める企業風土があるため、高いパフォーマンスを維持する必要があります。先述したように、継続して結果を出し続けなければ退職勧奨される場合もあるため、定年に向けてのんびりと働きたいと考えている方には外資系企業は不向きです。
今後のキャリアについては継続して考える必要がある
日系企業とは異なり、外資系企業では終身雇用の概念がないため、50代で新しい外資系企業に転職した場合にその会社に定年まで勤め続けられるかは分かりません。そのため、次の転職を含めた今後のキャリアプランについて継続して考え、スキルアップすることが重要となります。
退職金は出ない場合が多い
外資系企業は終身雇用という考え方がないため、日系企業のような退職金制度がありません。日系企業の場合は、企業に貢献した年数（勤続年数）に対する報酬として退職金が存在しますが、終身雇用の概念がない外資系企業にはそのような側面からの退職金の支給はありません。その代わり、企業型確定拠出年金制度を導入している外資系企業も多く、また年収も日系企業よりも高めの設定になっています。退職金に頼らず自ら資産運用して老後に備えるという考え方が一般的ですので、老後に向けて自分で貯金や資産運用を行う必要があります。
外資系勤務で勤務する50代の給与事情
エイペックスでは、95％以上の方が外資系企業に転職されていますが、50代の方も理想のキャリア実現のために数多くの方が転職を成功されています。エイペックスで転職した50代の方の平均年収は1,500万円～1,600万円程度です。
業界別外資系企業の採用動向
2023年6月の有効求人倍率は1.30倍で、ここ1年ほどはほぼ横ばいの状態が続いており、コロナ禍後は企業の採用動向も前年を引き継いでいる印象です。オンラインでの採用活動は継続している企業が多く、最終面接まですべてオンライン、またはクロージングのみ対面で行うなど、何らかの形でオンラインでの採用活動を行っている企業が大半の印象です。
製薬業界ではERP（早期希望退職）が頻発している状況は数年前から変わらず、大手であってもそれは変わりません。一方で、経験豊富な即戦力人材を求める傾向も強く、ご自身の強みを確率されている求職者にとっては、狙いどころを正しく見定めればチャンスは引き続き多くあるでしょう。
近年はどこの業界でもデジタル化、DX化が加速しており、こういったスキルを持つ人材は引く手あまたの状態です。例えば、マーケティングであればオンラインコンテンツを活用するデジタルマーケティング、営業企画であればデータを駆使したコマーシャルエクセレンス、セールスフォースエフェクティブネスといったスキルを持つ優秀人材を外部から求める企業は引き続き多く、年収アップやキャリアアップも大いに目指せるでしょう。
エイペックスには、各業界に精通したバイリンガルのコンサルタントが在籍しており、上記のような外資系企業の業界別採用動向や、各業界でのキャリア、各業界の今後の動向など、詳細な情報をご提供しています。特定の業界での採用動向や業界動向などご興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
50代の外資系企業転職の成功事例
成功事例1：大手外資系製薬企業の薬事関連職のマネージャー
年齢 | 50代半ば |
転職先 | 大手外資系製薬企業の薬事関連職のマネージャー |
転職理由 | 前の会社でのパイプラインの減少を危惧し、大手で開発にも積極的な企業で新しいチャレンジをしたかった。結果、管理職へキャリアアップするポジションに就くことが出来たうえ年収も若干のアップとなり、前職の経験を活かしながら新しい分野にも携わることが出来て大変満足されている。 |
コンサルタントが考える成功要因 | 50代半ばということから、現職とかけ離れたチャレンジをしたいということはなく、現在の立ち位置から次に狙えるポジションに対する考え方が現実的で、その点でコンサルタントとも意見の相違がほぼなくスムーズに応募から採用へと進むことができた点。 |
成功事例2：大手外資系製薬企業の特約店管理の事業部長
年齢 | 50代前半 |
転職先 | 大手外資系製薬企業の特約店管理の事業部長 |
転職理由 | 前職に特段の不満があったわけではないが、さらに責任のあるポジションへのキャリアアップを目指されていた。ご自身の興味のある領域に関わることができる点が、現職への転職の決め手だった。年収もほぼ希望通りで転職が出来た。 |
コンサルタントが考える成功要因 | ご自身の強みがはっきりとしていること、その上でのキャリアアップを目指されていた点。かなりシニアで部下マネジメントが重要なポジションであったが、上司として部下と的確なコミュニケーションが取れる点は、クライアントの評価にも繋がったのではないかと考える。 |
成功事例3：中規模外資系製薬企業の臨床開発職のディレクター
年齢 | 50代半ば |
転職先 | 中規模外資系製薬企業の臨床開発職のディレクター |
転職理由 | 前職は大手の製薬企業であったが、前職以上に複数の領域をカバー出来るマネジメントポジションを希望されていた。結果、かなりの年収アップで転職成功となった。 |
コンサルタントが考える成功要因 | 2の方と同様にかなりシニアなポジションで社内外の関係者との協働が必要とされる職種だったが、コミュニケーションスキルが非常に高く、相手の求めていることを迅速・正確に理解し回答できる能力が面接でも遺憾なく発揮できた点。また、50代になると柔軟性も重要であり、理想のポジションに固執することなく、今ある選択肢の中から最善を選び力を注げるという能力も成功の要因となった。 |
50代で外資系への転職は転職エージェントで対策しよう
50代で外資系企業に転職する際は、自分の市場価値やこれまで培ってきたスキル・経験を把握した上で、希望する企業の求める人物像に合わせたアピールを行うことが重要になります。外資系企業で募集されている50代向けの求人では、中間管理職から経営幹部層といった重要なポジションが多く、転職エージェントが保有している非公開求人である場合も多いので、外資系企業に特化した転職エージェントを積極的に活用しながら転職活動を進めるようにすると良いでしょう。
また、外資系への転職では、英語での履歴書作成や面接対策を行う必要があり、実際に面接官に対して自身をアピールするためには、英語での面接練習が特に不可欠です。外資系に特化した転職エージェントであるエイペックスでは、英語の履歴書・職務経歴書の添削から英語の面接練習まで、バイリンガルの人材コンサルタントが内定獲得に向けサポートしています。50代で外資系企業への転職をお考えの方は、非公開求人の確認や英語を使った転職活動のサポートを受けるために、まずは相談だけでもしてみませんか？
