たとえ入社したい企業が限られていても、そうでない場合でも、一社に集中して選考を進めるより複数の企業を同時に応募することをオススメします。
ある候補者Aさんのお話
とある企業にてスタディーマネージャーをしたいという強い希望があったAさん。Aさんの経験を活かせそうなポジションをご紹介し、バックアップを含め4社ほど応募されました。一次面接にて4社中3社からとてもポジティブな返事がありましたが、面接に進めなかった1社がその方の第一志望の企業でした。敗北理由は経験不足。その企業は他3社と同等な同じタイトル及び職種内容でしたが、他と比較するとシニアな方を求めていたようです。
最終面接のあと、Aさんがバックアップとして応募されたある企業の面接官に強い魅力を感じ、先方の結果次第で是非入社したいと第一希望に変化が出てきました。企業側の面接官もAさんを気に入り、満足のいくポジション・入社日・給与での内定が出て、めでたしめでたしだったのですが・・・Aさんに内定が出たことを他の選考中企業に伝えると、ほか2つの企業も内定を出します!とのこと。
そんなわけでAさんは3社から内定を獲得し、将来の選択肢として3つのポジションが選択可能になりました。
企業1:面接官がとても感じが良く、一緒に働きたい
企業2:ポジション面、給与面や待遇についてかなりの好条件
企業3:かなりの安定性がある企業、本人の希望で条件交渉可能 とのこと
現在Aさんは、企業1に入社し同僚に恵まれ活躍されています。Aさんの場合は、最終的に一緒に働く人で企業を選択されたわけです。
複数の企業を受けて初めて分かること
転職活動は進めて行く中で、選考企業の社風・やりがい・待遇面・仕事内容・働いている人だけでなく、自分自身が仕事をするにおいて、どんなことに優先順位を感じているのか?がだんだんとわかってくるものです。私たちは、ご自身持っている先入観にこだわらないようできるだけ多くの企業に応募されることをお勧めしています。
最後に
エイペックスの調査によると、平均書類通過率はおおよそ30パーセント、内定の出る確率は更にその中の20パーセントです。先入観にとらわれず複数の企業を受け、内定を勝ち取りましょう!